コロナ感染再拡大 第2波は何をもたらすのか (シリーズ第2回目)


今日は2020年8月17日(月)です

残暑お見舞い申し上げます

 

お盆休み(夏休み)が終わり今日からお仕事という方も多いのではないでしょうか

今年の夏休みは新型コロナに振り回されて、帰省や旅行の予定をキャンセルしたり変更をやむなくされた方も多いと思います

7月末から急激にPCR検査陽性判定者が増加し、第一波を軽々超えて一日あたりの陽性判定者最多人数記録を更新しています

専門家の皆さんが予想されたとおり第2波を迎えました

 

私も夏休みはどこにも行かず、家で巣ごもり生活を送っていました

何もすることがないので、やっぱりテレビを見てしまいます

あふれるコロナ報道の洪水の中を流されて溺れてしまいそうです

 

第1波と異なるのは第2波は感染者がより身近で発症していると感じる事です

そう言えば「夜のまち関連」という単語を最近は耳にしませんよね

以前はどこかの地域(たとえば新宿)や業態(たとえばホストクラブ)など特定された環境でクラスターが発生していた状況が変化し、最近は大学の寮や職場、更には家庭など日常生活の一部でクラスターが発生するようになりました

これはインフルエンザと同じくどこでも感染する可能性がある市中感染の常態化を意味しています

 

もはやコロナ感染は特別なことではなく日常化したと考えれば、これに応じた心構えが必要です

今までは感染防止に軸足を置いて対処してきました これはもしかしたら「誰かに移されるかもしれない」という被害者的な心構えです

しかし、これからは「誰かに感染させてしまうかもしれない」という加害者的な心構えが必要です

※ 特に若年層の方々は罹患しても軽症、又は無症状ですので「自分が感染しても大したことない」と思いがちです
でもよく考えてみましょう 自分は大したことないけど、無意識に移してしまった方は若年層とは限りませんよね
自分の親をイメージすると良いかもしれません もし高齢者へ移してしまったら大変な事になる可能性があるということです

3密防止、マスク着用、手指洗浄の励行などの感染防止行動の根底に「私の何気ない行動が誰かに感染させてしまうかもしれない」と加害者的意識を持つことで、感染防止効果が高まる事を期待します

 

「人様に迷惑だけはかけないように」とよく親から言われておりました。(と言うことは迷惑をかけて育ってきたのですが・・・)

今こそ誰もが「人様に迷惑だけはかけないように」とコロナ感染防止でも意識すれば自然に行動が変わるのではないかと思います

コロナ感染拡大第2波で私たち日本人が持っている人様に迷惑をかけない文化を再認識し行動に変化が起きる機会になればと思います

 

コロナウイルスの正体が解明されワクチンや抗ウイルス薬が誰でも手に入れる事が出来るようになり、インフルエンザと変わりなく「正しく恐れて」「正しく対処出来る」事が出来るようになる日が来るまで「正しい心構え」で臨んでいきたいと思います

 

最後までお読みいただきありがとうございました

隔週のリリース目標は早々に挫折し月刊になってしまいました

次回は来月リリースを目標にします

次回もお読みいただければ幸いです。

 

※ 8月21日一部追記

 

サウンドストリーム・ワン

井上 考

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2020年08月17日